【感想】龍が如く8外伝、楽しかった。

龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii をクリアしました。
ノアが本当にいいキャラクターだった……!!
元気で爽やかで微笑ましくて、楽しく遊べるよいゲームでした。

記憶喪失とはいえ真島吾朗が主人公ということもあって、同じ外伝作品の7外伝とは雰囲気はだいぶ違ってました。
サブクエストやミニゲームなどのサブコンテンツが充実していて、メインストーリーを進める傍らでついうっかり時間を消費してしまうっていうのは同じだったんですけど、主人公が違えば雰囲気もがらりと変わるもんですね。

とはいえ、多分真島さんだけでは8外伝の爽やかで元気な空気を作ることはできなかっただろうなと思います。
還暦にしては強靭な肉体の狂人だし、何かあったら海賊やってもおかしくはないけど、8外伝の軸になった「冒険」をストレートに表現するのは難しかったと思うんですよね。

そういう意味で、8外伝で一番のキーキャラクターであり主役だったのは、やっぱりノアだったのかなと思います。プレイした人ならみんなそう感じるかな。

浜辺に打ち上げられていた真島におっかなびっくりしながらも近付き水を与えた。
物語の始まるきっかけは本当にこれだけで、そして最後の最後まで真島さんが海賊をし続ける動機であり続けたというのが、すごく綺麗でいい。

これまでの真島さんと比べると、記憶喪失とはいえかなり「綺麗な」性格に描かれてはいるのだけど、それもこれも命の恩人であるノアに背中を見せているからというのは、ベタだけどいいものですね。
ノアは好奇心が強くて「悪いこと」にも目を光らせるところがなくはないけど、そこら辺を真島さんや他の大人達が制していたのもよかったな。

海賊船に乗り合わせてくる色んな意味で子供っぽい大人たちはノアを見守りつつ仲間としてもしっかり扱ってくれたので、自分もプレイしながら気兼ねなく応援できたような気がする。

ノアに外の世界を見せる。そして、その世界がよいものであると伝えたい。
シンプルだけど強い推進力だった。

今回のシナリオは、話が進むにつれて清濁合わせ呑むかのように協力者がどんどん増えていき、最後にはもう大所帯になってわっちゃわちゃになっていて、このあたりが過去作と比べて違った点かもしれない。

かつて殴り合った相手が仲間になるっていう展開は定番だけど、ここまでの規模になるとはさすがに思わなかった。
もちろん、海賊船に乗って海戦をするというシステムだから最後まで仲間がいっぱいじゃないと成り立たない部分もあるんだけど、それを加味してもやっぱり一味違った仲間たちだったと思う。
その上で、やっぱり龍が如くだねって感じられるヤクザと社会の話も展開してくれたので、満足度は高い。

海を冒険し仲間を集めて辿り着いた秘宝探しの顛末はすごく好き。

そして、最後の語りがこのゲームを「8外伝」たらしめたのは見事な構成でした。

記憶喪失スタートなのもあって舞台は8を踏まえていても物語自体は8との関係性が薄いなと感じてはいました。もちろん、それはそれで楽しんでいたれど。
それでも最後の最後に「ああ、これは龍が如く8の続きなんだな」としっかり思わせてくれて、プレイヤーにもちょっとした「夢」を与えてくれて、よい作品だったなぁと浸りながら終えることができました。続きの何かはやっぱり期待しちゃうけどね。

本編はクリアしたとはいえ、お宝探しだったりサブクエストがまだいくつか残っているので、のんびりとやっていこうと思います。

今はちょっと、禁足地に赴いての調査を少々嗜んでおり時間はないのですが……。


龍が如く8外伝_感想_スクリーンショット_海賊仲間

みんななかよく元気な仲間。アットホームな職場です。